求人広告には「本日採用します」など、採用を確約する文言が使われることがある。しかし、採用の実現可否に関わらず「採用します」と明言する実現不能な約束は、Googleのポリシー上、重大な違反と位置づけられる。採用機関でもないのに「本日採用します」と名乗る身分偽装表示も、同じく重大違反の例だ。こうした表示は、応募者が採用条件を誤解する原因になりやすい。
加えて、求人・転職サイトや採用情報を扱うコンテンツは、広告配信が制限される対象に含まれる。虚偽や不正確な情報でユーザーを誘引する行為も禁止されており、「確実に内定」「誰でも即採用」とうたう広告は、まず疑ってかかるべきだ。さらに、広告ページへの流入元は、ユーザーが実際に見るページ内容と関連し、正確に内容を説明していることが求められる。記載と実際の内容が食い違うページは疑ってよい。
未経験者向けの見極め3ステップ
応募前に、以下の手順で情報の真偽を確かめたい。
- 掲載元を確認する:求人サイトの運営者や広告主の名称が明記されているか、問い合わせ先が存在するかを確認する。
- 企業の公式情報と照合する:求人ページの記載を企業の公式サイトや募集要項と突き合わせる。公式サイトの採用情報や会社概要のページも確認し、年齢・経験・勤務形態の条件に矛盾がないかを確かめる。
- 募集の有無と条件を裏取りする:電話や公式フォームで、募集が実際に行われているか、応募条件や選考フローを直接確認する。回答が得られない、説明があいまいな場合は、その求人を候補から外す判断もあり得る。
なお、偽造された資格証明書や卒業証書の作成、代筆・代行サービスの助長も禁止行為とされる。「資格取得で即採用」といった表示も、その資格の扱いを企業側に確認してから判断したい。
最後に
採用や収入を約束する表現には常に慎重になること。最終的な採用条件の確認は、募集企業やハローワークなど公的・専門の相談窓口で行うのが安全だ。本記事は採用や収入を約束するものではなく、一般的な情報提供である。特定の企業・求人・サービスの推薦・保証でもない。年収などの数値は検証済みデータがなく記載していない。求人広告はあくまで情報の入り口ととらえ、納得できるまで確認してほしい。